冷凍1種の実際の冷凍機について

こんにちは。

冷凍試験の覚え書きです。実際の冷凍サイクルという項目があります。実際の圧縮機を考慮した時の冷凍サイクルを意味しています。実際の凝縮器や実際の膨張弁、実際の蒸発器は考慮していません。冷凍試験は、循環している物質の持つ熱の量の変化に注目しています。循環している物質の熱の量が増えるのか減るのかに注目しています。熱の量を変化させる時に実際の圧縮機を考慮すると圧縮する時にどうしても熱の量の変化は理論どおりにならず、圧縮において実際の圧縮機では循環する物質の熱の量が多めに増えます。理論より実際のほうが、多く熱の量が増える理由は、圧縮機の中での損失が熱となって循環する物質に伝わり循環する物質の熱の量が増えます。圧縮機の中での損失とは、一つは、循環している物質と圧縮機の壁との間で摩擦により生じた摩擦熱です。もう一つは、圧縮機の動く壁と動かない壁との間で生じた摩擦熱です。つまり、実際の冷凍サイクルでは循環する物質に摩擦熱が伝わる為に理論どおりにはいかないということです。冷凍試験は、循環している物質の量にも注目しています。圧縮機の大きさや運転方法により循環する物質の量は変化します。実際の圧縮機に取り込める循環している物質の量は、理論と実際では違います。理論では圧縮機に入った物質全て圧縮して送り出す事ができる。実際は圧縮機に入った物質全てを圧縮して送り出していない。隙間をつくることにより、圧縮機が長持ちするメリットがあるので、圧縮機に入った物質全て圧縮して送り出す事はしていない。この事を考慮して計算をする必要がある。

詳細は日本冷凍空調学会 上級 冷凍受験テキストに書いてあります。